店長は店舗運営を通じて新規とリピーターを増やし売上を作っていく。

売上の作り方は出店前のマーケティングから始まり出店後の営業力で高めていく事ができますが、

大手チェーン店になっていくほど売上の増やし方は本部に言われるがままという状況が多いです。

日々の運営業務に追われることで「新しいこと」にまでなかなか手が回らないのです。

「新しいこと」の代表としては、まず「新規集客」。

本部が頭脳、現場が手足。という考え方ならそれでもいいのかもしれない。

それが分業制なのか生産性なのかは別として。

 

個人的にストレスだったのが、

「現場に任せるよ」と言っていても結局はオープン直前に、

「今日は雨だから◯○半額クーポンだしたから」とか、

「今日はこの商品を全面にすすめてください」とか、

直前ということで仲間全員に周知が行き届かず対応不足になってしまったり、

クーポン自体の情報があいまいになっていてクレームになってしまったり、

これがピークになれば尚更お客様に迷惑をかけてしまうことになる。

 

営業は「仕込み」が命なので、準備に努力して本番はできるだけ不安を無くして全力で営業したい。

だからこそ、運営者は自らマーケティングからセールスまで全てを行っていくべきである。

そして本部も任せると言った以上は任せるべきである。

運営者が親で仲間がその家族なら一番信用している親が、

なかなか会えない本部に振り回されているのは見たくないものです。

もちろん運営者も本部がどういう存在であるかということを仲間に伝えることが前提ですが、

任せるという選択をとることと選択したことへの責任感は改めて考えるべきです。

 

任せられた店長は結果を残さなければならない。

そのためには店長は個人ではなくチームとして戦っていくことを選択しなければならない。

一人では何もできないということを心底確認し、仲間への感謝から始めることが大事です。

 

店長の仕事とは「人を動かしていく」ことです。

それは部下だけということではなく「人」と信頼関係を作っていくこと。

信頼を高めていくということは、有言実行者であることが重要です。

よりよい未来を創造し自ら動いて結果を出していくこと。

その成功体験を共有していくこと。

そして簡単にできるようにフォローしていくこと。

みんなで成功事例を集めて行きながら、

地域特性やシーズン、時間帯に合わせた客層データをもとに

今週・今月の集客プランを自ら本部に提案して、

インターネット集客やビラとして広告に繋げてもらう。

 

新規出店の時には、その立地のマーケティングは十分に行っているはずだが、

お店が産声をあげてから育っていく過程では時代は変わっていきますし、

実際に1年後には閉店する店もあれば開店する店もあり周りの景色はだいぶ変わっています。

 

現場感のない集客や運営指示によって、

新規やリピート集客がうまくいかず売上が下がり、

人件費を削っていくことで支出面は下がるものの、

一人ひとりの負担が大きすぎることになり、

いてほしい人材がいなくなってしまったりと。

わかっている側が動かないことで成果が出せないことほど罪なことはありません。

 

自ら発言し動きながら成果を作っていく事こそが、

チームを強くしていくことでもありやりがいに繋がっていく。

本部の役割は現場が行っていくプロセスに対して、どうフォローできるかだと思います。

人を巻き込み強気で成果を作っていけることが、

「運営者」から「経営者」に変わっていくことになる。